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VBA(Excel)で文字列結合(Join)する関数
TEXTJOIN関数が使えないときに使うため、文字列結合関数を書きました。 エラー処理などは省略していますので、実用の際は適当に拡張してお使い下さい。
概要
イメージとしては、[引数1, 引数2, 引数3...] となった時に、"引数1, 引数2, 引数3, ..." という文字列を返却してくれる関数ということです。 Excelの標準関数にTEXTJOINというのが追加されましたが、こちらはMicrosoft 365でしか使えないのかな?よくわかりません。なので、 TEXTJOINが使えないときにサクっと使えるようにするため、StrJoinという関数を書きました。
仕様
- 引数で指定された内容を指定された結合文字列で繋いだ文字列を返却する
- 値数式で参照可能
- 範囲でも指定可能
- 直接指定可能
- 接続文字、先頭、末尾文字を指定可能
ソース
Option Explicit '' ' 文字列の結合関数 ' ' 処理概要: ' 文字列の結合を行います。 ' 特徴 ' ・値数式で参照可能 ' ・範囲でも指定可能 ' ・直接指定可能 ' ・接続文字、先頭、末尾文字を指定可能 ' ' 引数: ' x_startStr - 開始文字列 ' x_endStr - 終了文字列 ' x_joinStr - 接続文字列 ' x_values - 文字列や範囲(複数指定可) ' Public Function StrJoin(x_startStr As String, x_endStr As String, x_joinStr As String, ParamArray x_values() As Variant) As String Dim p_result As String: p_result = "" Dim p_ratch As Boolean: p_ratch = False Dim p_value As Variant For Each p_value In x_values If TypeName(p_value) = "Range" Then Dim p_RangeValue As Range: Set p_RangeValue = p_value Dim p_rng As Range For Each p_rng In p_RangeValue If p_ratch Then p_result = p_result & x_joinStr Else p_ratch = True p_result = p_result & p_rng.Value Next p_rng Else If p_ratch Then p_result = p_result & x_joinStr Else p_ratch = True p_result = p_result & CStr(p_value) End If Next p_value StrJoin = x_startStr & p_result & x_endStr End Function
挙動とは関係ないですが、VBEのエディタが貧弱なので、変数名に以下のコーディングルールを採用しています。
- 引数の変数名は "x_" で始める。その後ろは自由
- ローカル変数名は "p_" で始める。その後ろは自由
上記コードもこのルールで記述しています。
リポジトリ
利用例(デモ)
まとめ
- Excel関数としても利用できます
- TEXTJOINが使えるときは、そちらを使ったほうがいいかもしれません
参考
IT用語斜め読み - アラート
(photo by Pixabay)
いつもお世話になってるいる IT用語辞典 e-Wordsさん。
今回はアラート
について見ていきます。
これ、2020/6/3のIT用語辞典さんのアクセスランキングで1位になってたんですが、東京アラートが影響だよね、たぶん。
アラートって何?
まずは概要から。
アラートとは、警告(する)、警報(を出す)、警戒態勢、油断のない、機敏な、などの意味を持つ英単語。ITの分野では、システムなどが利用者に注意や警戒を促すために表示・通知するメッセージなどのことを意味する場合が多い。
今がIT用語の方を知りたいのでしたね。なので意味としては、ITの分野では~以降の利用者に対する注意や警告を促すメッセージの意味となります。
本当に〇〇しますか?
パソコンやスマホを利用しているときに、「本当に〇〇しますか?」「はい/いいえ」と聞いてくるダイアログを皆さんももちろん見たことがあると思います。
個人的には「はい/いいえ」で選ばせるスタイルはドラクエを思い出してしまうんですが…それはいいとして。
アラートはこのように、システム側から利用者に通知される警告メッセージや注意喚起のメッセージ、それから上記の「はい/いいえ」のようにユーザに同意を求めてくるタイプのものがあります。
JavaScriptには alert
っていうそのものの関数がありますよね。
アラート通知
また、メッセージボックスのようなものだけではなく、ユーザがあらかじめ通知先や通知方法を指定して特定のアドレスに電子メールを送信するとったようなアラート通知というものもある。 危険性などの通知以外の用途でも、あらかじめ指定しておいた条件が満たされたときに自動的に利用者に発信される通知全般を指してアラートという場合もあるとのこと。例えばオンラインショップのサイトでウォッチリストに入れた商品の価格が下がったら知らせて欲しい、とか、カレンダーアプリで予定時刻が近づいてきたら知らせて欲しいとかそういったものだ。
まとめ
- アラートの本来の意味は、警告(する)、警報(を出す)、警戒態勢といったよなもの
- IT用語としては、システムからユーザに対して伝えられる警告、またはユーザに確認を求めるダイアログなどで実装される
- 講義には、通知の用途に利用されるものも全般的に含まれる
リンク
VBAでメッセージフォーマット
VBAの標準関数にメッセージフォーマットしてくれる関数が無いような気がしたので書きました。 エラー処理などは省略していますので、実用の際は適当に拡張してお使い下さい。
概要
メッセージをフォーマッティングしたいとき、テンプレートとなる文字列を用意しておいて、 可変となる部分に埋め込みパラメータを入れておいて置換していく関数です。 VBAなどで標準モジュール内に関数を入れておけば、例えばExcelで使う場合などは ワークシート関数としても利用可能となります。 サンプルは利用例をご覧ください。
仕様
- 埋め込みパラメータは "{}" とします (Logback風)
- 第1引数にテンプレートメッセージを指定(必須)
- 第2引数以降に埋め込むパラメータを指定(可変長, 0個でも可)
ソース
Option Explicit ''' ' MessageFormat関数 ' パラメータ埋め込みメッセージフォーマッティング処理 ' ' 処理概要: ' テンプレート文字列に対して、パラメータを埋め込んだメッセージを返却します。 ' ・テンプレート中のパラメータ埋め込み部分(プレースホルダ)は "{}" で記述します ' ・プレースホルダは登録順に引数の埋め込みパラメータ分、置換されていきます ' ' 引数: ' x_templateMessage - テンプレートメッセージ ' x_params - 埋め込みパラメータ ' Function MessageFormat(ByVal x_templateMessage As String, ParamArray x_params() As Variant) As String Dim p_pos As Long: p_pos = 1 Dim p_posFound As Long: p_posFound = 0 Dim p_result As String: p_result = "" Dim i As Integer For i = 0 To UBound(x_params) ' プレースホルダ {} を検索 p_posFound = InStr(p_pos, x_templateMessage, "{}") ' プレースホルダ {} が見つからなかった場合 If p_posFound = 0 Then Exit For ' 置換終了 End If p_result = p_result & Mid$(x_templateMessage, p_pos, p_posFound - p_pos) p_result = p_result & CStr(x_params(i)) p_pos = p_posFound + 2 Next i ' 残分を追加 If p_pos <= Len(x_templateMessage) Then p_result = p_result & Mid$(x_templateMessage, p_pos, Len(x_templateMessage) - p_pos + 1) End If ' 結果返却 MessageFormat = p_result End Function
挙動とは関係ないですが、VBEのエディタが貧弱なので、変数名に以下のコーディングルールを採用しています。
- 引数の変数名は "x_" で始める。その後ろは自由
- ローカル変数名は "p_" で始める。その後ろは自由
上記コードもこのルールで記述しています。
リポジトリ
利用例
まとめ
- 今回はVBAの標準関数にメッセージフォーマットしてくれる関数が無いようなので書いてみました
- 上記利用例の様にワークシート関数として利用できる他、VBAコード内でログ出力や、メッセージボックスの文言を生成する場合などにも利用できるのではないでしょうか
追記
- コードがバグってたので修正 (2020-10-30)
SQL Serverで列定義を後から変更するSQL
いわゆるAlter文ですね。覚えられないのでメモしていきます。
列にNot Null制約を付与する
ALTER TABLE <テーブル名> ALTER COLUMN <列名> <型> NOT NULL;
例
ALTER TABLE USER ALTER COLUMN USER_NAME NVARCHAR(50) NOT NULL;
列のデフォルト値を変更する
ALTER TABLE <テーブル名> ADD DEFAULT <デフォルト値> FOR <列名>;
例
ALTER TABLE USER ADD DEFAULT 0 FOR DEL_FLG ;
参考
IT用語斜め読み - ミドルウェア
(photo by Pixabay)
いつもお世話になってるいる IT用語辞典 e-Wordsさん。
今回は何となく気になったミドルウェア
について見ていきます。
ミドルウェアって、IT系のお仕事をしているサーバ寄りの方にはなじみが深いのかなと思います。
逆にフロント側、HTMLでWEBでみたいな感じだとあまり関わりがないのかな?
ミドルウェアって何?
まずは概要から。
ミドルウェアとは、ソフトウェアの種類の一つで、オペレーティングシステム(OS)とアプリケーションソフトの中間に位置し、様々なソフトウェアから共通して利用される機能を提供するもの。OSが提供する機能よりも分野や用途が限定された、具体的・個別的な機能を提供する場合が多い。 IT用語辞典 e-Words より
うん、これだけじゃ分かりづらいですね。もう少し嚙み砕いてみましょう。
OSとソフトウェアの仲介役
OSの提供する機能は沢山あるし、直接APIを呼び出すのも大変だ。簡単に言うと、ミドルウェアはそれを使う業務アプリケーションがOSのことを気にせずに機能を利用できるようにするためにいるOSとアプリケーションの仲介役みたいなものだ。この中間層を準備するっていう発想はバーチャルマシン(VM)っぽいな。
ミドルウェアの守備範囲
どのようなソフトウェアがミドルウェアとして提供されるかは分野によって大きく異なる。
- ネットワークサーバなどでは
- データベース管理システム(DBMS)
- TPモニタ(トランザクションモニタ)
- アプリケーションサーバ
などがミドルウェアとなることが多いらしいです。
- 組み込みシステムでは(OSの機能が大きく限定されている)
- ファイルシステム
- GUI(Graphical User Interface)
など、パソコンならOSが提供するような機能がミドルウェアとなることもあるが多いらしいです。
まとめ
- ミドルウェアはOSとアプリケーションの間に入る中間層
- ミドルウェアを噛ませることで、OSの機能を直接使わなくて済むようになる
- ミドルウェアの守備範囲は分野によって大きく異なる
- より洗練度を上げると、フレームワークになるのかも
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IT用語斜め読み - VPN
(photo by Pixabay)
最近のIT用語検索トレンド
いつもお世話になってるいる IT用語辞典 e-Wordsさんの 2020年5月4日(月)のアクセスランキングを見てみると、
1位 SNS 2位 サインイン 3位 スクリプト 4位 PDF 5位 情報 6位 API 7位 Web 8位 オンデマンド 9位 サブスクリプション 10位 HTTP 11位 VPN 12位 レンダリング 13位 プラットフォーム 14位 デバイス 15位 OS
となっていました。新型コロナウイルスの影響でリモートワークを始めたという人も増えている時期だと思いますので、今回はこの中で気になった11位のVPN
について見ていきたいと思います。
VPNって何?
まずは概要から。
別名: バーチャルプライベートネットワーク仮想専用ネットワーク
VPNとは、通信事業者の公衆回線を経由して構築された仮想的な組織内ネットワーク。また、そのようなネットワークを構築できる通信サービス。企業内ネットワークの拠点間接続などに使われ、あたかも自社ネットワーク内部の通信のように遠隔地の拠点との通信が行える。 IT用語辞典 e-Words より
低コスト
昔はこのような用途のために専用線を引いていたが、現在ではインターネットを利用した「インターネットVPN接続」で可能となるため、低コストで通信が可能となるとのこと。 ただ、どうしてもインターネット経由なのでセキュリティや通信品質の確保はキャリアの通信網を利用するよりも難しくなる。
VPNルータ
VPN(Virtual Private Network:仮想専用ネットワーク)構築のための機能を持ったもののこと。 通常のルータとしての機能の他にVPNゲートウェイとしての機能を持ち、ネットワークを介して他のVPN機器との間で暗号化された専用の通信路を形成することができる。
まとめ
うん、ネットワークさっぱりわからん。ざっくりとインターネット経由で暗号化した社内LANという感じですね。