限られた時間の中で
「浮浪プログラマの始末書:先人の成果の上に」
の締めくくりで語られている言葉
蓄積された人類としての膨大な経験を無視して、一から「車輪の再発明」をするには、人生は短すぎる。
に、感じるところがあったので、記しておこう。
インターネットでググったり、書籍をひっくり返したりすれば
今や手に入らない情報はないと言われています。
以前までの私は技術本を集める癖があったのですが
結局買うだけで読まずに終わるということが多くありました。
これでは本棚の肥やしになってしまっているだけで
お金の無駄ですね。単なる自己満足なだけで
成長に結びついていません。
この業界は学ぶべき基礎知識、基礎技術は先人の成果として
山ほど残されている。
それを知らず、安易に一から作り直してしまい、無駄になる
という意味なのが「車輪の再発明」。
私の人生は永遠ではなく、たかだか100年に満たないわけであって
すべての知識に触れることは不可能である。
今ある情報・技術は明日にはもう古めかしいものに
なっているかもしれない。
限りある時間の中で効率よく知識を吸収していくには
過去の車輪を理解する力が必ず必要になってくる。