IT用語斜め読み - ミドルウェア
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いつもお世話になってるいる IT用語辞典 e-Wordsさん。
今回は何となく気になったミドルウェア
について見ていきます。
ミドルウェアって、IT系のお仕事をしているサーバ寄りの方にはなじみが深いのかなと思います。
逆にフロント側、HTMLでWEBでみたいな感じだとあまり関わりがないのかな?
ミドルウェアって何?
まずは概要から。
ミドルウェアとは、ソフトウェアの種類の一つで、オペレーティングシステム(OS)とアプリケーションソフトの中間に位置し、様々なソフトウェアから共通して利用される機能を提供するもの。OSが提供する機能よりも分野や用途が限定された、具体的・個別的な機能を提供する場合が多い。 IT用語辞典 e-Words より
うん、これだけじゃ分かりづらいですね。もう少し嚙み砕いてみましょう。
OSとソフトウェアの仲介役
OSの提供する機能は沢山あるし、直接APIを呼び出すのも大変だ。簡単に言うと、ミドルウェアはそれを使う業務アプリケーションがOSのことを気にせずに機能を利用できるようにするためにいるOSとアプリケーションの仲介役みたいなものだ。この中間層を準備するっていう発想はバーチャルマシン(VM)っぽいな。
ミドルウェアの守備範囲
どのようなソフトウェアがミドルウェアとして提供されるかは分野によって大きく異なる。
- ネットワークサーバなどでは
- データベース管理システム(DBMS)
- TPモニタ(トランザクションモニタ)
- アプリケーションサーバ
などがミドルウェアとなることが多いらしいです。
- 組み込みシステムでは(OSの機能が大きく限定されている)
- ファイルシステム
- GUI(Graphical User Interface)
など、パソコンならOSが提供するような機能がミドルウェアとなることもあるが多いらしいです。
まとめ
- ミドルウェアはOSとアプリケーションの間に入る中間層
- ミドルウェアを噛ませることで、OSの機能を直接使わなくて済むようになる
- ミドルウェアの守備範囲は分野によって大きく異なる
- より洗練度を上げると、フレームワークになるのかも