盗め!
物騒なタイトルで始めましたが物騒な話ではありません。
こないだ徹夜で作業したとき、思ったことをメモしておこうと思って
いまこの記事を書いています。
もともと部下が担当のバグ修正が完了しなかったのを
手伝っていて徹夜作業になったんですが、
その部下はまだまだプログラミングのスキルがなく
何をやるにもどうしたらいいのかわからないよといった
状態だったのです。
スケジュールとか今後の期待とかもあって、
彼に一応作業を振るわけですがどうも彼の今の
実力ではサバき切れていない模様でした。
そこで私は教える立場として効果的に
ペアプログラミングをしてみようと思いついたわけです。
例えば「修正箇所が分からない」ということであれば
私が彼の端末を使って実際にキーボードを叩き、
マウスを操り修正をやって見せます。
「デバッグの仕方が分からない」ということであれば
実際にデバッグをしているところを見せて覚えさせるのです。
この私の試みが功を奏すかどうかは今後の彼の成長を
観察することで明らかとなるわけです。
この業界、基本的には自分で学んで技術は習得していかないと
すぐさま落ちこぼれてしまうのは目に見えています。
プログラマ35歳定年説という古典的な話があるぐらいですから
自分磨きが重要な業界だと思います。
自分で学ぶことにプラスして私は人の技術を盗むことも大事だと
思っています。
フリーランスで自宅で作業しているのでなければ
何かしらチームに参加しての開発作業となると思いますが、
私は自分よりスキルがあって仕事もできる人のそばにいつもいて
その仕事っぷりを観察し、技を習得するよう努力するようにしています。
彼にもそのようにして大きくなっていってもらいたいと思っています。