関数型言語は難しいことを簡単にしてくれるが、簡単なことを難しくしてくれる
言語設計者たちが考えること (Theory in practice)
- 作者: Federico Biancuzzi,Shane Warden,伊藤真浩,頃末和義,佐藤嘉一,鈴木幸敏,村上雅章
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2010/09/27
- メディア: 大型本
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にて、Rubyのまつもとゆきひろさんが言っていた言葉です。
確かにそうだなぁと思いました。
Rubyはv1.9になって関数型の要素も便利な部分だけいい感じに取り入れましたが、本来Rubyで解決できていた内容よりも複雑化してしまう点に関しては思い切って取り込まないという選択をしています。
なんというか、こういう些細な部分で、まつもとさんからはプログラミングをする動機、その原点のようなものをいつも感じとれるんですよね。
プログラミングは楽しくないといけない、自分が気分がよくなければならない。そういう発想はとても素晴らしいものだと思いました。